LAを拠点に活動する27歳のプロデューサー/ミュージシャン/DJであるノサッジ・シングことジェイソン・チャング。13歳の若さで音楽制作を始めると数々のビート・バトルやリミックス・コンテストで優勝し、その才能は瞬く間に頭角を現す。そして、LAビート・シーンの中核をなすパーティ〈Low End Theory〉の常連アーティストとして活躍しながら、早くからその才能を認めていたという同郷のフライング・ロータスをはじめ、ディプロ、DJクラッシュ、デイデラスらトップ・アーティストたちとの共演を果たし、話題のラッパー、ケンドリック・ラマーのプロデュースも務めた。また、リミキサーとしてもその手腕は高く評価されており、これまでにレディオヘッド、フライング・ロータス、ジ・エックス・エックス、シャルロット・ゲンズブールらの楽曲を手掛け、ベックが監修を務めるフィリップ・グラスのリミックス・プロジェクトでもアモン・トビン、コーネリアス、タイヨンダイ・ブラクストンら錚々たる面子の中にその名を連ねている。
また、映像とのコラボレーションを積極的に行ってきたノサッジ・シングはシングル「Eclipse/Blue」のPV監督にパフュームの映像演出やエレクトラグライド2012の会場インスタレーションをはじめ様々なフィールドで国際的評価を得るインタラクティブ・アートの若き奇才・真鍋大度を起用。両者のコラボレーションを持ってその独特な世界観はより幅広いリスナーに受け入れられるのは間違いないだろう。